休息

三連休でしたね。お天気もよく、まさに行楽日和だったことでしょう。
舞台を2本観て、翌日は鎌倉に小旅行に行って、という連休プランだったのに。。。花粉による鼻炎から風邪をひいたのか、木曜から気管支炎になる前のような違和感が。速攻で医者に行き、結局どうしてもの観劇一本を除き全ての予定をキャンセル。
睡眠、食事、薬、また睡眠という休息の3日間でした。
幸いだったのは、引っ越し予定の絵描きのMさんから本を山程借りてあったこと。
渋澤龍彦「世界悪女物語」高貴な生まれの女性の中にこんなに悪い事を平然と行える人が居るのか、と驚愕しつつ、時代背景等も知ることができて面白い。共通するのは抑圧されたエネルギー。きらびやかさと対象の深い闇。
開座で上演予定の「ブランヴィリエ侯爵夫人」にも偶然出会う。この方は毒薬で色んな人を殺めているコワーイ女のひと、でも抜けてる面もあっておかしい。6月〜7月のどこかで公演予定です。
その他中上健次選集、ミステリー傑作集なども読む。
どこにも行けなかったけど、本の世界であちこち出かけられたから、
ま、良しとしよう。
写真は先週、仕事へ向かう途中で撮った空。

3年という時間

ムーンリバー」や「バクダットカフエ」等の映画音楽をカヴァーした手蔦葵さんの曲を久しぶりに聴きながら。
ここ数日テレビでは震災の特集番組やその土地の現在の様子を描く番組がたくさん流れてた。
番組によっては観ると目が離せなくなって、つい泣けてしまう。
一方でドキュメンタリーって難しいなとも思う。
本当のことを切り取っていたとしても、やっぱりそれは、番組として一部を切り取ってのものであって、画面に映らないもっと色んなこと、
複雑なことが山程きっとあって、本当の現実なんて伝えきれない。
それでも、何かしら耳を澄ませて心を向けていく事だけでも続けよう。
自分にとって3年の間の大きな素敵な変化の一つは、姪っ子とのコミュニケーションかな。
震災の約一ヶ月後の桜が満開の日に生まれた彼女はもうすぐ3歳。
3年のうちに人間って生き物はこんなに変化していくのだと驚嘆する。会うたびにいつも違ってるし。
自分ももっと変化し続けたいと思う。
ありゃ、ひさびさになんだか作品を創りたくなってきた、
えっと、でもでも、どこから手をつけるんだっけ(^-^:)なにせここ最近は作品に出演する専門だったから。
2年前に創った10ミニュッツシアター以来ですからね。あ、今年もまたそんな発表も考えようか、なんて。
写真はfacebookにもアルバムあげた江戸桜ルネッサンス日本橋コレド上の三井ホールにて。

新年の抱負?

さて、2014年始まってもうすぐひと月も終わろうとしている。
新年の目標の①ジョギング→多めに見積もってまだ2回(実際は空き缶ゴミ置き場まで微妙に遠くて寒いので、ついでに走っただけ。何じゃそりゃ(笑))②いつもより30分早起きし、朝の時間を大事にする→0回。③宣材写真の更新、オーディションの機会を増やす→まだ予定立たず。急がねば(ー:ー)
そんなやる気の感じられないような始まりではあったものの、昨年から続けてることなら、ちゃんとアリマス!
まず、ブログ。去年の1月に始めて1年が経ちました。パチパチ!駄文乱文を読んで下さる心優しき皆様に感謝。
それから開座のアトリエ公演は昨年2回、今月1月にも演じさせて頂き主宰の岡庭さんとの作業は3回を終えた。
これはまだ継続していきます。次はドイツの、伯爵夫人と毒薬の出てくる作品になるかも(?)。
今回の開座の公演では尊敬する女優の先輩や、別団体でお世話になってる演出家さんにもご来場頂き感想をもらうという、
今まで続けて来たご褒美のようなひと時も。楽日は特にお客様との共有の空気感が強く感じられて、打ち上げも楽しくて最高でした。
オフィスワンダーランドの月稽古では、まだまだ言葉との向き合い方が甘いのは痛感。コツコツやらねば。
最近の読書は実家の本棚から永井荷風『腕くらべ』と『つゆのあとさき』。艶なる描写ばかりではなく(笑)
逞しい個性的な芸者さんや女給さんの描写が素敵。男性達とのゴタゴタの末、身請けも結婚もアテが外れて絶望した主人公がおかみとして芸者屋の跡を継ぐラスト。男のひとをアテにせず生きてく決意がカッコいい。現代女性にも通じますね、荷風せんせい(:^^*)
写真は開座「老梅」vol.3 松尾成美さんが撮って下さった。岡庭秀之さんと。

開座アトリエ公演「老梅」vol.3終了

新年あけて楽しくモグモグやってた三ガ日を過ぎ、あれそろそろ何かあったよね?!
と言うなか慌ててスイッチ切り替えた1月の開座アトリエ公演「老梅」
オカゲサマで無事?(本当に無事かは別として)千秋楽を終えました(^^:)
今だから言えるあんなことも、こんなことも。あんな感想も批評も全部ひっくるめて
ありがとうございました!
二日め以降、上演タイムは10分近く更新。走って駆け抜けた楽日。
毎回スペシャルな客席の顔ぶれに彩られ、幸せな65分でした。
朗読で2回、今回の演劇に近い演出と、色んな上演形態で続けて来た作品。
また別の作品を起こした後、ふたたび巡る予定です。

久留米よかとこ

ただいまでーす。今日の夕刻東京に帰ってきました。
東芝の創設者で東洋の発明王と言われた田中久重の生涯を描いた
「からくり儀右衛門」の旅公演。
久留米での三回の公演は始まってみると、まさにあっという間。
元久留米のお客さんを前にしての上演。幅広い年代の方に喜んで頂けたようで感謝感激です。
初日はハードスケジュールのなかの当日仕込み&場当り稽古なしの本番。
流石に緊張ハラハラ、小さなハプニングはあったものの(笑)、
スタッフさんキャスト総出で無事に乗り切りました。
「からくり儀右衛門」は紀伊国屋の初演から昨年の旅公演、今回は三回目の上演ですが、
スタッフさん曰く、回を重ねてどんどん進化、深化しているとのこと。新しいメンバーとの出会いも馴染みの仲間との新たな再会も刺激の多い稽古と本番でした。
オフの時間もこのスケジュールのわりには結構楽しんだナ。
大砲ラーメン、川村食堂など地元で評判のお店にも足を運べ、久留米温泉にも行けたし。
東京でバイト&駆けつけ稽古に冷や汗の数日間と比べると、嘘のようなご褒美のひととき。有り難く幸せでした。
最初の一枚は朝の散歩で辿り着いた久留米城跡。
宿から歩くことおよそ15分ばかりの所。朝日に映える紅葉が綺麗で心地よいリフレッシュ。
もう一枚は初日打ち上げ後、久留米駅前のからくり時計のもと
若いキャストの女の子達に混じっての一枚。
幼なじみ役の女の子との年の差に吃驚しつつ、忘れて演じきりました(^^:)
綱渡りの2週間をなんとか終えて明日からは普通の生活、っていうか、今年も、もう終わっちゃうじゃん!
あちゃ〜。

六義園の赤

今日は土曜なのに午後から営業系のお仕事
その前の時間、ちょっと急がしながら妹と姪と駒込六義園へ。
なにやらテレビで取り上げられてたの?
自転車10分の距離に住む地元民としてはいつもの数倍の人の列でひるみつつも、入って納得。
まさに見頃かな。赤、だいだい、黄色。陽射しにに透ける紅葉の空。
綺麗な葉っぱを集めるのかと思ったら、砂粒を集めて帰ろうとする姪っ子2歳。
なんでー??(笑)妹曰く、最近石が好きらしく石段や敷き石にも大喜びだった。
オトナが思う通りの反応はしないからオモシロい。
鴨や鯉も池でぴちぴち、老若男女元気一杯の六義園散歩でした。
次は夜のライトアップにも訪れたくなった。

黄色から赤へ

先週末から風邪をひいて、仕事とどうしてもの外出の他はなるべく静養。
観劇やお手伝いやライブのお誘いにも全然動けずゴメンナサイ。
まだまだハダガヅマッテイマスがだいぶ復活。
昨日は実家に帰り、今日はひさびさに母とお出かけランチ。
実家から車で10分くらいの北関東で展開してるのに、なぜか沙羅英慕サラエボ)という名のカフェレストランで
ドリアとサラダとパンと珈琲で890円。東京と比べるとちょっと安いよね(^^;)
クラシック音楽のBGMと落ち着いた間接照明、樹のテーブルと椅子、全部違うデザインの綺麗な珈琲カップ
この辺で私の知る唯一のおしゃれな感じの店。ゆるりと気分転換。
駅への帰り道の滝の宮神社の秋。午後三時半はもう夕暮れ時なのね。
これからどんどん冬へと。
早く元気になって遊ぶー。ああ、12月頭から次の稽古だった!今週が勝負だネ(笑)