再会は夏の味

残暑お見舞い申し上げます。
お盆真っ只中、いかがお過ごしでしょうか?
今年はバイト先で長い夏休みを貰えたので毎日楽しく過ごしています。
先週は実家に帰って20年ぶりの車の運転練習。(随分慣れたけど周りは若干キョーフみたい?なんで!)
里帰り中の妹の子、3歳の姪に遊んでもらう。海ごっこ、プールごっこは布団の上を泳がねばならず、朝ごはんごっこは何度もご飯を作って相手を起こしたり起こされたりしないといけず重労働であった(ちなみに姪はまだプールでも海でも泳いだ事はアリマセン(*´∀`*))

都内では、滅多に会えない友人と再会、ランチしておしゃべり楽しかったナー。先々週は夏だ!インドカレーだ!デート。
先週は神楽坂フレンチ Petit Parisへ。友人に教えてもらったお店だけど、その後も別の友達を連れて行く度に喜ばれます。
本格フレンチなのに1000円前後からメニューあるから、気軽で最高。
全く別の仕事をしっかり続けている友達と話すと、好きなことやってるんだから楽しんで頑張ろうって、改めて思う。

そして先日は2度に渡り、女優の先輩の住む街へお呼ばれして来ました。
宮沢賢治銀河鉄道の夜」の語りを少しお稽古させて頂きました。
改めて久しぶりに読んだけど、なんと果てしない宇宙の拡がりが迫ってくるのでしょうか。。
その空間にシンと漂う生きとし生ける者の哀しさ。声に出して読み終えると毎回遠い空の果を旅をして帰ってきた感覚に捉われます。
そのままお宅にお邪魔し、夏の涼しいデザートを縁側で頂く。
売っている物をそのまま食べるのでなく、フルーツと一緒に綺麗に盛り合わせたデザート、お盆や器それぞれをきちんと存在させて。
丁寧で美しい暮らしぶりを見習いたいものです。
あ!!来週からバイトと10月芝居の稽古始まるんじゃ、、、がーん(゚д゚lll)お休みは残り2日!

夏の図書館は

nanayo7432014-07-16

水曜日は久しぶりの平日の休み
しかし暑かった〜。
あれこれ済ませたい用事はあれど、日射しの照りつけに一度ビビるとなかなか出かけられない。
結局午後遅めに漸く近くの図書館へ。
水曜日なのに案外混んでいるのは涼みに来てる方も多いからでしょうか。
秋に出演予定の芝居の題材の本を借りようとしたらこんなに沢山借りてしまいました。
お腹が空いてる時パン屋に立ち寄ると沢山買い込んでしまうのと、ちょっと似てます(^^;)
ゆっくり本が読めるのは抱えてる台本が手元に無いときだけだから、ついつい。
きれいな表紙ばかりで嬉しくて積み上げてみた。
次の舞台は与謝野晶子の時代です。まだ読み始めたばかりだけど、本当にこの時代活躍の女史は皆エネルギッシュだわ。

負けてらんない。と呟いてみる(笑)

夜の海の中は

想像力を枯渇させない生活をどうしたらいつもキープできるだろう、と今日はふと考えた。

今夜の開座のアトリエ公演は… (この先見る前に内容知りたくない方は読まないでくださいな。)

一面に張られた魚群ドロップ、場所を変えさせる明かり、揺り椅子、釣られる度に違う部屋を生む蚊帳、三味の音、そこに居る身体(踊り手、俳優、奏者)と、声
瞬間瞬間が空間の絵であり、二つだったり、三つだったり、一つだったり、の人の関係や見えてくる景色に様々な物語を想起する。
強くてもうるさくない身体。綺麗だな。HP www.kaiza.me
 
私の人生を全く揺さぶらない事の為に疲労した1日から一瞬で抜け出せた。
ああ、いつもこっち側に居たいな。ちょっと真面目に、ね。
あと、身体もっと鍛えよう、と思った。

性格は遺伝なの?

芝居が終わって一週間。
バイトとフランス語レッスンの再開であっという間にすぎる。傍らで今まで会えなかった友人に会ったり、
しばらく帰ってなかった実家を訪れたり。
終わった芝居のことや稽古中に感じたことなども反芻してみる。
それにしても父と母と話すと、二人の性格や物事の捉え方の違いが正反対で面白い。
今回の芝居は好評だったけど、クリアしきれなかった課題が自分の中ではあった、なんて話一つを差し向けた時もそう。
負けん気100%で15歳から社会で生きてきた父はさらりと言う。「他の人ができて自分ができない事は絶対ないと思ってやる。できないとしたら能力がないんだな、と自分を諦めるしかなくなるから。バックを踏んだら終わりだからナ!」
対照的な母は言う。「それは仕方ないわよ。できないことも叶わないこともあるわよ。でもそれだって好きでやってるんでしょう?いいじゃない。」
この両親から生まれた私って、いったい、どうなってんだ??(笑)
プライドが高くて勝気な父。おっとりと受け入れてケ・セ・ラ・セラみたいな母。どちらの性格も受け継いでるはずだけど、最近は父親モードの態度が少なくなってたかな。ちょっと弱気になった時はそちらのエッセンスを取り入れてみよう、と改めて刻んでみる。
でも他人からは母みたいな性格に見られてたほうが好かれるでしょうね。あ、そもそも父は他人からどう思われようが構わないと豪語してるB型人間であった(^^;)B型さんごめんなさい、でも羨ましくもあるんですよね。ちなみに、ななよは0型です、ハイ。どうでもいい家族のネタをダラダラ書いてしまった。
読書復活は高樹のぶ子谷崎潤一郎賞受賞作。この人の描く女性、ちょっと危なっかしくてで可愛くて素敵なんです。久々に小説世界に浸かる喜び。

「龍馬疾風録」終了

6/8日曜に無事に千秋楽を終えました。
いらしてくださったお客様、いらっしゃれずとも応援頂いた皆様、ありがとうございました。
今回は総勢27名のキャストで殺陣ありダンスあり、女性は全員着物、舞台は3方向から見下ろす特殊な構造、一部ダブルキャストで1ヶ月の稽古期間。。。と、まさに壮絶な日々でした。演出、出演者、スタッフさん含め誰一人、大変でない人はいなかった事でしょう。
思い通りいかなかった着物の引き摺りの裾さばき、日本舞踊的だけど速い音に合わせたダンス、扇の扱い、恐怖のぽっくり階段(注;ぽっくり下駄で階段を降りること)等など、自分にも周囲にも冷や汗をかかせ(ーー;)ほんとスミマセンの瞬間山積み(T0T)
同時にとても素敵な役を頂き、幸せな本番のひと時でした。
アンケート用紙などはまだ読んでいませんが、終演後に話ができたお客様からはお陰さまでご好評頂き、ホントにありがたかったです。
今更ながら、、日本舞踊習おうかな。カウントで踊るダンスもね。幼稚園の先生と20代のとき入った劇団の演出家に叱られてた記憶を今回また思い出してしまった。これ、どうしたら好きになれんだろー。そして、二枚目の役は大変だと思い知った(^^;)また何年かに一度は二枚目の役を貰う日が来るかもしれないから成長しなきゃ、ね!
写真は楽屋でとったものでありんす。廓言葉とももうお別れでありんす。茜は皆さまに、まこと惚れんした。

疾風のごとく

ナント、5月も終わってしまふ!!
もう一ヶ月以上ブログを書けずにいた間に季節はすっかり初夏の様相!
この間は楽しい事もあり、そうでないこともある日々で
反省したり、力づけてくれる周りに感謝したり、、、
と諸々書くのは今日のところは控えて、最近の話を。

6月頭にに出演する舞台があるので5月頭からガッツリ稽古の毎日です。
一部ダブルキャストで出演者27人の大所帯、稽古期間1ヶ月ですからタイトなスケジュールです。
今回初めてご一緒する方が半数以上で、ドキドキ人見知り状態にも少しづつ慣れてきました。
舞台歴の長い方の声の良さや男性陣の殺陣に動きに惚れてしまいます。
若い女優陣の愛らしさにも刺激をいただいています。

役者人生初、吉原の花魁の役を頂き、粋な女性が生まれるよう、張り切って挑んでおります。
和モノの所作が!ダンスが!着物が!と冷や汗かきつつ(笑)

とても元気の出る素敵な作品に仕上がること間違いなし。
お時間あればぜひお立合いくださいまし。



★オフィスワンダーランド第37回公演

『龍馬疾風録』

作/竹内一郎・中島直俊

演出/武末志朗   

◆会期:2014年6月6〜8日

6月6日 金 − 19:00(Aステージ)〜
6月7日 土 18:00(Aステージ)〜
6月8日 日 17:00(Aステージ)〜

倉多はAステージのみ出演します。
入場料 一般 前売3500円 ・ 当日3800円 ・
 学生 2500円
チケットのご予約は、七与あてにFBメッセージなどで直接お知らせください。( 役者の割り当てがあるので、ご協力お願いします)
・全席当日指定です。
・開場は開演の30分前
オフィスワンダーランドのブログはこちら⇒http://officewonderland.blog.fc2.com/

◆会場:新宿村LIVE
新宿区北新宿2-1-2新宿村LIVE新宿村セントラルB2F
JR新宿駅西口より徒歩10分・東京メトロ丸の内線 西新宿駅 1番出口より徒歩5分
劇場地図
http://www.shinjukumura.co.jp/map/

【盛大な龍馬、盛大な虚構】
幕末期、日本とアメリカは「日米修好通商条約」という不平等条約を結びました。アメリカの属国に成り下がったような有様でした。
当時、主に横浜に外国人居留地があり、そこではイギリス人、フランス人、アメリカ人などはまるで自国のような文化を作り上げていました。一言でいうと、やりたい放題だったのです。一歩間違えば、清国と同じような運命を日本も抱えていました。
今回の龍馬は、彼の無名時代を扱います。自分が何をしてよいがわからず、悶々としているときのことです。
まるで史実が残っていない時代の龍馬ですから、自由に虚構を創りました。
高杉晋作らによる「イギリス公使館焼き討ち事件」に巻き込まれます。 そこには国際間の大きな謀略が絡んでいました。虚構ではありますが、実際にそのくらいの事実があってもおかしくはありません。盛大な物語を作りました。盛大に楽しんでください。
竹内一郎

映像のお仕事

映像のお仕事をするようになって3年位。
さてさてふむふむ。今日の家庭の医学の再現もそうだけど、メインの役でない限り、撮影したカットのなかから、どれ位残ってるか仕上がるまでわからないので(^^;)お知らせするのは実は気がひけていますー。楽しみにテレビの前で観ててくれても放送されるまでは、何も確かではないのですもの。
それでも応援してくださる方がいるのは本当に有難いことです。なかなか会えない遠方の友人に元気ですよ、って姿を見せるだけで喜んで貰えるのもテレビならでは。
この2〜3月は撮影のお仕事現場を3つ。
ダイワハウスの「強い家」は受賞式お客さん役のサブキャストでメイク衣装もして頂いていましたが、ちらっと淡く2箇所位映ってたのみ(笑)
ソフトバンクのCMは栃木のゴルフ場で雪が残る中の撮影で、これは風がビュービュー寒くて、スカートにジャケットで我慢比べの罰ゲームみたい(^^;)ほとんどぜんぜん写ってなかったですが。
撮影の現場は、まだ慣れていないから新鮮でいつも楽しくて、現場のスタッフさんの真剣で細やかなお仕事ぶりに素晴らしいナ、と勉強になることが多いです。
この間の一番の収穫といえば、役所広司さんや古田新太さんの佇まいを身近で見られたことかしら。中身がぎゅっと詰まった存在感。瞬間で空気を変える芝居。
へんな言い方だけど、生き物として輪郭がとてもはっきりしている、と感じました。
自分なんか、まだまだ曖昧でモヤモヤしてるな。
早く輪郭のはっきりした個体に進化を遂げねば。(早く人間になりたい、みたいに(笑)?
週末は桜散策。雨のあがった夕暮れ時、目黒川沿いにて。